大穀うなぎ研究室 〜炭火の効果〜
(備長炭を使用)
1.遠赤外線の作用が大きく、鰻の芯まで早く火がとおります。
2.旨みを包み込む作用があり、美味しい鰻に仕上がります。
3.香ばしい美味しい香りがつきます。
4.早く焼き上げられます。
5.美味しく、ふっくらとした蒲焼きに仕上がります。
●なぜ良いのか?
A1.備長炭は3〜4分かけて、芯温77℃の炭で蛋白質の繊維状の収縮を防ぎ、脂を落とさない。
A2.炭炉の場合、燃焼ガス組成にCO,CO2が多く、熱をCO,CO2,で囲んでいる上、熱を持ち込む力
のある遠赤外線が一番多い為、温度300〜400℃であっても芯温を上げる力が強い。又、メ
ラノイジンが酸化され、悪臭を防止し、その結果、炭の香りが生きる。
鰻の場合、本焼きの時の芯温を77℃前後にし、3分〜4分で焼き上げる。
ジュクジュクと焼いたのでは旨味が無くなってしまいます。
以上のことから「炭」は幅射熱(蓄熱量)が多く、自分自身が燃焼した熱を
自分が蓄えて燃焼するので、非常に好都合な燃焼条件を作ることができるのです。
遠赤外線の量
38.5
ガス 16.1
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